朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」放浪の俳人 山頭火

premiera
liczba utworów
89
0,0
Oceń
Głosy
0

Lista utworów

  • Vol. 1

    1. 1.
      捨てようか。捨てようか。(つづきあり)
    2. 2.
      釣瓶漏りの音断続す夜ぞ長き(つづきあり)
    3. 3.
      蛍淋しう君追うて来ぬ風ひやと(つづきあり)
    4. 4.
      いつしかわたしも,いい年になりました。(つづきあり)
    5. 5.
      夢深き女に猫が背伸びせり(つづきあり)
    6. 6.
      水底いちにち光るものありて暮れけり(つづきあり)
    7. 7.
      大きな蝶を殺したり真夜中(つづきあり)
    8. 8.
      山頭火は,弟とも自殺で別れています。(つづきあり)
    9. 9.
      焚火よく燃える?のことおもふ(つづきあり)
    10. 10.
      噛みしめる飯のうまさよ秋の風(つづきあり)
    11. 11.
      しがらみを捨てて,巡礼の旅に出たい。(つづきあり)
    12. 12.
      松はみな枝垂れて南無観世音(つづきあり)
    13. 13.
      投げだしてまだ陽のある脚(つづきあり)
    14. 14.
      朝,着替えを持って家を出てみる。(つづきあり)
    15. 15.
      だまつて今日の草鞋穿く(つづきあり)
    16. 16.
      雪がふるふる雪見てをれば(つづきあり)
    17. 17.
      若い頃,人生を長距離走にたとえていました。(つづきあり)
    18. 18.
      涸れきつた川を渡る(つづきあり)
    19. 19.
      まつたく雲がない笠をぬぎ(つづきあり)
    20. 20.
      運河を渡って,空港へ。(つづきあり)
    21. 21.
      逢ひたい,ボタ山が見えだした(つづきあり)
    22. 22.
      鉄の翼で見知らぬ土地へ。(つづきあり)
    23. 23.
      うしろすがたのしぐれてゆくか(つづきあり)
    24. 24.
      よい湯からよい月へ出た(つづきあり)
    25. 25.
      けふもいちにち風をあるいてきた(つづきあり)
    26. 26.
      お遍路さんとすれちがう。(つづきあり)
    27. 27.
      花いばら,ここの土とならうよ(つづきあり)
    28. 28.
      けふはおわかれの糸瓜がぶらり(つづきあり)
    29. 29.
      どこから連れてきたのか?(つづきあり)
    30. 30.
      お正月の鴉かあかあ(つづきあり)
    31. 31.
      人が来たよな枇杷の葉のおちるだけ(つづきあり)
    32. 32.
      わがままきまま旅の雨にはぬれてゆく(つづきあり)
    33. 33.
      歩いていると,野の花が目にとまってきます。(つづきあり)
    34. 34.
      わかれてきた道がまつすぐ(つづきあり)
    35. 35.
      死人花,葬式花……死を想わせる彼岸花には,種がなりません。(つづきあり)
    36. 36.
      まことお彼岸入の彼岸花(つづきあり)
    37. 37.
      なんぼう考へてもおんなじことの落葉ふみあるく(つづきあり)
    38. 38.
      乞ひあるく水音のどこまでも(つづきあり)
    39. 39.
      まこと山国の,山ばかりなる月の(つづきあり)
    40. 40.
      遍路道にも難所があり,遍路ころがしと呼ばれている。(つづきあり)
    41. 41.
      ひよいと穴からとかげかよ(つづきあり)
    42. 42.
      あたたかなれば木かげ人かげ(つづきあり)
    43. 43.
      空を鳥が渡ってゆく。(つづきあり)
    44. 44.
      木かげは風がある旅人どうし(つづきあり)
    45. 45.
      風鈴の鳴るさへ死のしのびよる(つづきあり)
    46. 46.
      歩かない日はさみしい(つづきあり)
    47. 47.
      草を咲かせてそしててふちよをあそばせて(つづきあり)
    48. 48.
      春風の扉ひらけば南無阿弥陀仏(つづきあり)
    49. 49.
      幼い頃,母に連れられて,墓参りに行ったときのことです。(つづきあり)
    50. 50.
      伊豆はあたたかく野宿によろしい波音も(つづきあり)
    51. 51.
      水音のたえずして御仏とあり(つづきあり)
    52. 52.
      母が入水,弟が首吊り。(つづきあり)
    53. 53.
      をとこべしをみなへしと咲きそろふべし(つづきあり)
    54. 54.
      ふつと影がかすめていつた風(つづきあり)
    55. 55.
      山に日が沈んで柿色の空。(つづきあり)
    56. 56.
      そこから青田のよい湯かげん(つづきあり)
    57. 57.
      「土佐では酒を売る店が多すぎる」と山頭火は書いた。(つづきあり)
    58. 58.
      風の中からかあかあ鴉(つづきあり)
    59. 59.
      風の中おのれを責めつつ歩く(つづきあり)
    60. 60.
      路地を入って温泉宿へ。(つづきあり)
    61. 61.
      葦の穂風の行きたい方へ行く(つづきあり)
    62. 62.
      雪へ雪ふる戦ひはこれからだといふ(つづきあり)
    63. 63.
      とっぷりとお湯の中に身を沈める。(つづきあり)
    64. 64.
      窓あけて窓いつぱいの春(つづきあり)
    65. 65.
      みんな出て征く山の青さのいよいよ青く(つづきあり)
    66. 66.
      へそが汗ためてゐる(つづきあり)
    67. 67.
      人さまのお役に立つことなく 今日という一日を終えてしまった。(つづきあり)
    68. 68.
      木の芽や草の芽やこれからである(つづきあり)
    69. 69.
      夜空を見上げれば,冬の大三角。(つづきあり)
    70. 70.
      はるばるたづね来て岩鼻一人(つづきあり)
    71. 71.
      まいにちはだかでてふちよやとんぼや(つづきあり)
    72. 72.
      酔狂なれど,車を拾って波静かな海辺へ。(つづきあり)
    73. 73.
      ひよいと四国へ晴れきつてゐる(つづきあり)
    74. 74.
      のぼりつめてすこしくだれば秋の寺(つづきあり)
    75. 75.
      泊めてくれない折からの月が行手に(つづきあり)
    76. 76.
      小鳥の愛情を感じる朝。(つづきあり)
    77. 77.
      旅空ほつかりと朝月がある(つづきあり)
    78. 78.
      いちにち物いはず波音(つづきあり)
    79. 79.
      朝日に呼ばれて窓を開けると,(つづきあり)
    80. 80.
      朝まゐりはわたくし一人の銀杏ちりしく(つづきあり)
    81. 81.
      秋風あるいてもあるいても(つづきあり)
    82. 82.
      潮の香りがする小さな駅へ。(つづきあり)
    83. 83.
      干せば乾けばふんどししめてまた歩く(つづきあり)
    84. 84.
      人がまばらな駅のホーム。(つづきあり)
    85. 85.
      春寒ねむれない夜のほころびを縫ふ(つづきあり)
    86. 86.
      自ら自分のうしろすがたを見た山頭火。(つづきあり)
    87. 87.
      おちついて死ねさうな草萌ゆる(つづきあり)
    88. 88.
      しんじつ一人として雨を観るひとり(つづきあり)
    89. 89.
      秋の夜や犬からもらつたり猫に与へたり(つづきあり)